会長挨拶
会長 小西 勇人
会長挨拶
東村山歯科医師会は49の診療所と61名の会員で構成されています。
歯科医師会のいちばんの目的は市民の皆様のお口の健康を見守り健康で長生きできるようにお手伝いすることです。
歯科医師会は市と協力して様々な事業を行っています。
しかしながら歯医者には歯科医師会に入会している先生方と未入会の先生方に別れているのが現状です。当然の事ながら未入会の先生方には我々歯科医師会の意見、希望、指導等は一切届きません。未入会の先生が如何なる診療をされようとも知るよしもありません。
此れは医師会との大きな違いだと私は常々感じています、医師会の入会率はほぼ100%、それに比べ70%の入会率とは甚だ嘆かわしい歯科医師業界。
私はこの状況を改善すべく最善の努力をする所存です。市民の方々も何卒、歯科医師会会員、未入会歯科医師の違いをご理解下さい、そして歯科医師会未入会の先生方が入会する様にご協力下さりますようよろしくお願いいたします。我々歯科医師会は市との連携事業を数多く行っておりますがこの事業を滞りなくこなして行くには全ての歯科医師が一団となる必要があります。例えばそれらの事業としては、
まず妊娠中のお母様の健診(妊婦健診)を行い乳幼児期には1歳6カ月児健診・3歳児検診を行い、又保育園・幼稚園の園医、小学校・中学校・高校の校医として児童や生徒のお口の健康を見守っています。
成人の方は成人歯科健診を行っています。
2019年の日本人の平均寿命は 男81歳 女87歳です、出来るなら健康で長生きしたいですね、
この健康で長生きとその人の残っている歯の本数が密接に関係しています。
以前より歯科医師会では8020運動を行っています。
これは80歳で20本の歯を残すようにしようという運動ですが80歳で20本の歯を持っている人とほとんど歯がない人を比べると年間20万円近くの医療費の差が出てきます。
歯がたくさん残っている人は健康でほとんど病院のお世話にならなくてすんでいるという事です。
その為には小さいときから歯の健康に気をつける習慣を身につけなければなりません。
今お口の状態が身体全体の健康と密接にかかわっていることが良く分かってきました。
歯周病と糖尿病・動脈硬化・心臓病それに認知症までもが関係していると言われます。
又日本人の死因第3位の肺炎もそうで、これらは口腔ケアを行う事によってかなり防ぐことが出来ます。
是非皆様もお口の健康に気をつけていただき年に1~2回定期的に歯科健診を受けることをお勧めします。
そうして健康な体を作って下さい、我々がお手伝いします。
執行部紹介(令和5年7月より)
会 長 小西 勇人
副会長 高橋 秀明
副会長 細野 正博
専 務 水野 剛
会 計 土方 節也
医療管理 柴田 憶良
学 術 青木 寿
保 険 伊藤 充
公衆衛生 牧野 賢嗣
広報情報 鶴町 貴
公衆衛生 寺澤 真樹子
庶 務 岩崎 玲二
監 事 唐見 和男
監 事 原 彰宏
*令和5年6月末を以って理事が1名変わりました。