《お口の癖と歯並びに関する質問


               

Q 1

歯並びはどうして悪くなったりするのですか?

A

遺伝的なものと後天的なものがあります。遺伝的なものは、両親や家系の形質を骨格的に受け継ぐもの。後天的な原因としては指しゃぶりやおしゃぶり・哺乳瓶の間違った使い方、爪咬み・唇や舌を咬む癖、むし歯で早く乳歯をなくしたり、ほおづえなど生活習慣としての不良姿勢が影響します。

Q 2

歯並びが悪いとどんな影響がありますか?

A

一般的に歯並びが悪い場合は十分に食べ物を噛み砕きにくくなったり、心理的に悪影響が出たり、顔の発育や顎の関節への影響が考えられます。

特に上あごが狭くなったり上下の噛み合わせにゆとりがない場合には舌の動きが抑制されて呼吸や発声・聴力に影響します。

また口の中が乾燥したり、むし歯や歯肉炎が発病しやすくなります。


Q 3

歯並びを悪くしないために気をつける事は何ですか?

A

・ 新生児の頃からしっかりと母乳を飲んで、保育者と肌でふれあい、
  
離乳期からは何でも良く咬んで食べ、よく遊び、よく寝る子供らし

   い健康的な生活をおくりましょう。  

・ 甘いものを控えしっかり歯ブラシをしてむし歯を作らないように。

指しゃぶりなどの癖を作らないようにして下さい。

顔の周りの筋肉を十分に発育させ歯列にゆとりを持たせましょう。

Q 4

乳歯の歯並びが悪いときはどうしたらいいでしょう。

A

一般的には食生活や指しゃぶり、爪かみなどの悪習癖・生活習慣の改善をしながら生え変わりまで様子を見ますが、時々歯科医にチェックしてもらって下さい。

咬合誘導などでその程度を改善できたり抑制矯正を行った方がいい場合もあるので早めに歯科医に相談して下さい。

Q 5

歯並びの治療は何歳くらいから始めたらいいですか?

A

一般的には歯が生え変わる小学校低学年、永久歯が生えそろう小学校高学年が目安になります。

ケースによっては乳歯列にクロスバイトや明らかにあごの発育が遅れている場合には、乳歯列完成の3歳くらいから始めた方がいい場合もあります。

Q 6

指しゃぶりについて?

A

指しゃぶりについては、少しずつ是正していく様にしましょう。
 
個人差はありますが、5 歳頃になると永久歯が生えてきますので、
 
この時期までには指しゃぶりを止める努力をしましょう。

・ 幼児に指しゃぶりを止めた方がよい理由を説明してあげましょう。
  
そして無理やりではなく、幼児自身の意志で止めるようにしてみて
  下さい。

・ 眠りながら指しゃぶりをしている 時は抜き取って下さい。

・ うまくできた時は必ずほめてあげて下さい。

・ 他に興味を持たせるなど指しゃぶりを忘れさせる環境づくりをして下さい。
 
日中よく遊んでスキンシップをとったり、添い寝で本を読んであげるのも
 一案です。   

親子の交流を再考してみましょう。

Q 7

おしゃぶりについて?

A

必ずしも使用しなければならないものではありません。鼻呼吸を促すなどの効用もうたわれていますが、不衛生に使われているケースも多いので使用には留意して下さい。小児科学会・小児歯科学会では、発語や言葉の発達のことを考えると使用を1 歳半頃までとしています。

Q 8

おしゃぶり、指しゃぶりは歯に影響しますか?

A

影響します。あまり長くやっていると出っ歯になったり、前歯が噛み合わなくなったりします。

そして歯並びが狭く細長くなり、口の中の広さが狭くなり舌の動きを阻害して呼吸や発音に影響が出ると言われています。45歳頃までにはやめる様にしたいものです。

Q 9

左右の前歯の間が広がっていて心配です。(1歳半)

A

上唇小帯の付着異常や過剰歯が存在しなければ心配はないと思われますが、異常がある場合は歯科医に相談して生え変わりあたりでしかるべき処置をするのが良いと思われます。

東京都東村山市歯科医師会